詰将棋データも数多く入力し、印刷したりすると「通し番号」が欲しくなります。 各図面毎に番号をつけていっても、加除は世の習いで、付け替えを行なうのは大仕事になり、 できれば避けたい。 ということで、表示・印刷時に自動的に加算する仕組みがあります。 3通りの番号付けが可能です。
たとえば「金園社詰将棋200題」シリーズをまとめようとした場合には Level 0 は全体、Level 1 は「大山名人」などのそれぞれの書籍、 Level 2 はその中の「七手詰」などの章に対して番号をつける。 といった使い方がお勧めです。
番号の付け方は、番号を開始したい位置に、Level 0 なら 番号を入れて、半角スペースをあけて、 開始番号を半角数字で、1のように入力します。
番号 1
# pG-B4 GsT6 pP7 n-ls5 k5 nL4d-b t-pD4 S7 N6 / SP
# - - B3G- t-n t- k- BL-p G- Dd / NPP
# p-gT3 P-p-pp2 l-P-g-Sd- P-B-P-t2 p3l3 kN6 - M6 r7 / GSNNPP
上記のようにした場合には、No.1, No.2, No.3 という番号が振られます。 またLevel 0 の場合は各ページの下方外側にそのページ内の開始番号、終了番号が表示されます。
各レベルの指定に使えるのは以下の通りです。
Level | |||
---|---|---|---|
0 | 番号 | 通番 | 漢番号 |
1 | 番号1 | 書内通番 | 漢番号1 |
2 | 番号2 | 章内通番 | 漢番号2 |
各 Level で表示される初期フォーマットは
の通りですが、これを変更したい場合は
番号 201 金園200-%
番号1 1 大山-%
のようにすれば「%」が、増加してゆく数字に置き換わり、
金園200-201, 金園200-202, 金園200-203, ...
大山-1, 大山-2, 大山-3, ... となります。
アラビヤ数字では雰囲気が出ない場合もあるので
漢番号2 1 九手詰第%問
のようにすれば、九手詰第一問, 九手詰第二問, 九手詰第三問, ...となります。
当初は「番号」「番号1」「番号2」という指定しかできなかったのですが
番号 1
番号1 1
の差がわかりにくいので、「通番」も使えるようにしました。 (2003-06-22)
番号が自動的について行くのはいいのですが、番号を付けたくない場合もあります(訂正図・修正図・参考図など)。 その場合は、行頭の#の代わりに=を使います。 (2003-07-24)
# kn- R3l gp-p- d2p P- / BSN / ;余詰
= p-kn- R3l gp-p- d2p P- / BSN / - (修正図)
# s-l M-R - mk- g G-p / G
(2018-07-22)