自分の作品だけだったらともかく、多くの詰将棋データを入力し始めると、 盤面・持駒だけでなく、作者名や題名も必要となってきます。
# B7B - - - R4 - - - k7r / -
作者名は、盤面・持駒の入力が終わったら、半角スペースを空けて、 / を入力し、 また半角スペースを空けてから、入力します。
# B7B - - - R4 - - - k7r / - / 高濱禎
題名は、作者名のあとにまた、半角スペース、 / 半角スペースの後に入力します。
# B7B - - - R4 - - - k7r / - / 高濱禎 / 五つ星
というようなデータを作成すると、作者名は盤面の右肩に、題名は盤面の左側に表示されます。 / の前後の半角スペースは無くても大丈夫ですが、 見易さを考え、入れるようにした方が良いでしょう。作者名の検索等の時にはスペースがあった方が何かと便利です。
作者名や題名等を入力し始めると、色々な文字が入力されることになりますが / をデータの区切りとしているので、入力した文字 に / が含まれている場合は意図しないことになる場合があります。 また、半角のスペースも区切り文字としているので作者名にスペースを含める(姓と名の間など)場合は _(下線記号 underscore)を使用します。表示されるときにスペースに置き換わります。
そのほかにも ;, |, :, $ は、プログラムで使用する文字となっています。 (2003-06-22)(2018-07-22) Hero(勇士) § Warrior(武人) 注 参照。
森雞二氏の「雞」の字は、shift-Jis では、表示できません。 そこで「森鶏二」または「森けい二」というデータとなっていました。 UNI-CODE 未対応のSUIHO2/SUIHOでは 「古今文字鏡」を使うことによって表示できるようにしていました。
まず『パソコン悠悠漢字術』付録のCD-ROMで「古今文字鏡」をインストール。 メニューバーの「オプション」「レイアウト設定」をえらび設定ダイアログ内の書体タブを選び 「文字鏡」にチェックを入れると。「森鶏二」が「森雞二」と表示されるようになります。
UNI-CODE 対応したSUIHO では、「森雞二」をそのまま入力しておくことになります。 しかし、データは SHIT-JISで「森鶏二」になっていることを無視できないので、 メニューバーの「オプション」「レイアウト設定」をえらび設定ダイアログ内のレイアウトタブを選び 森鶏二>>森雞二 にチェックを入れると、「森雞二」を表示することができます。